それでも独立開業がわからない!そんな人はセミナーへ

2018.05.29

独立開業に関するセミナーの内容について紹介

初めて独立開業を考えている場合、どうやって手順を踏めばいいのか、資金はどのようにして調達すればいいのか、気を付けるポイントは何なのかということが分からない人も少なくありません。漠然と独立開業したいという思いで行動して、思わぬトラブルに巻き込まれて失敗することも考えられます。そこで独立開業に関するセミナーを受けて心構えや準備を備えることができます。ここでは、これらのセミナーはどのような内容で、何を勉強できるのかをご紹介できればと思います。

 行動を促すために必要なセミナー

一般的に独立開業のセミナーには、各コンサルタントの勉強会や独立開業で成功した起業家の体験談を聞くことができます。また、会場に訪れる聴衆者たちも独立開業を考えている起業家志望の方がほとんどです。ここでは実際に勉強することも大事ですが、そのような独立志望の人たちと同じ時間を共有しています。

まだ独立開業に踏ん切りがついていない人も多いでしょうから、実際にセミナーに参加することで、起業への意思が固まって行動を起こすことに前向きになることができます。

これまで会社員として携わってきた人の場合、いきなり経営者になる心構えを作るのは大変です。たとえばフリーランスとして活動を目指している人は、自宅を事務所にして個人で切り盛りしていきますが、これがコンビニや飲食店だと従業員を雇わなくてはならないケースがあります。

これまで部下や後輩を指導してきたことがある人でも、急に経営者と従業員という立場で接することになると、距離の置き方や考え方も変わってきて当然です。採用に向けて面接もしなくてはなりません。たとえ人事部で経験があったとしても、所属先の会社の面接官と自店舗の従業員を面接するのでは緊張感と責任感は桁違いです。

セミナーにはまだ覚悟が備わっていない企業志望家のために、独立開業の意思を固めて行動を促す効果もあります。

 セミナーの種類

一般に独立開業といっても、さまざまな形態がありますし、「商品を販売」「技術やサービスを提供」、また対面での取引や主にネットのみで活動など、それぞれ種類が異なります。それだけセミナーの種類も豊富になり、自分の目的にマッチした内容のセミナーに足を運ぶようにしましょう。

独立開業・起業全般のセミナー

最もポピュラーといえるのが、独立開業・起業全般のセミナーです。これは独立開業するのに基本的な内容を勉強するためのものです。よくあるのが「一から始める…」「初めての起業…」といった具合に、将来的に独立開業を目指している人に向けた内容を盛り込んでいることが多くあります。経営者になる心構えや独立に成功した人の体験談、どのような形態があるのかなど、ビジネススタイルが定まっていなくても、気軽に聴衆できるタイプのセミナーといえるでしょう。

フランチャイズ系のセミナー

独立開業には興味があっても、すべてを自分で賄うのは大変で不安が大きいという人のためにあるのがフランチャイズのセミナーです。そもそもフランチャイズビジネスは本部と加盟店がウィンウィンの関係になれるためのものです。

独立開業初心者の場合、フランチャイズは簡単で儲かるという意識が多くみられます。これはネット広告にもよく見られますが、「わすか1年で経常利益が○○○万円!」「だれでも簡単に開業可能」というキャッチコピーが出回っているからといえます。

フランチャイズ系のセミナーでは、総合的なフランチャイズビジネスの話をしていく内容のものもあれば、運営本部と加盟店の契約トラブルについて講義を行うセミナーもあります。主に加盟店になる経営者のために、気を付けることや注意点について述べています。

もちろん、自分が新しいビジネスモデルを構築し、フランチャイズの本部として運営していきたいという人のセミナーもあります。フランチャイズ本部の場合は契約書の作成も必須ですので、リスクマネジメントのセミナーも実施しています。

資金調達のセミナー

独立開業には欠かせない事業所設立の手続きや融資。補助金などのノウハウを学べるセミナーです。フリーランスなど、少ない資金で開業する場合には自己資金で賄うこともあるでしょうが、最初から会社設立を視野に入れていることも珍しくはありません。

資金調達の場合、起業・金融コンサルタントや税理士、行政書士などの専門家が講義することが多く、中には相談会のような形式もあります。これらのセミナーはもちろんながら、各専門家に契約をするのがベストであるという形に持っていかれることもあります。

とはいえ、専門家に協力してもらうのは決して悪いことではありません。長い目でみれば、最初に自己投資としてコンサルタントや士業の方と契約しておくのもプラスに働くことがあります。独立開業は失敗しないことが大前提ですので、第三者の冷静な目というのは必要といえます。

資金調達のセミナーにいえるのは、開業後の税金の勉強や法律全般の知識も兼ねて学べることが多くあります。初めて独立開業をする人には参考になることが多いので、講義の人の肩書を調べておき、質問も事前に考えておきましょう。

独立開業後に必要な集客やマーケティング専門のセミナー

独立開業に苦労するでしょうが、もっとも大変なのは継続して売上を出すことです。せっかく大変な思いをして起業したのですから、やはり長く経営者として続けていきたいとはだれもが思うことでしょう。

そのためにも独立開業後に必要な集客やマーケティングの手法を学べるセミナーというのは重要な意味を持ちます。ちなみに独立開業してからは忙しくて、とてもセミナーに足を運んでいる暇がないことも考えられます。独立前にしっかりと勉強しておき、開業後に困らないようにしておきましょう。

業界業種別の独立開業セミナー

将来的にこの仕事で独立したいという意思が強い場合、業界業種別の独立開業セミナーを受講するようにしましょう。たとえばアパレルショップと飲食店では接客という広い範囲では同じですが、そもそも企業形態も違いますし、繁忙時間帯も全く異なります。店内レイアウトやアルバイトに求めるものを変わります。自分の目指している業界業種のセミナーを受けるようにしましょう。

また、飲食店でもカフェとラーメン店では忙しい時間帯も違いますし、客層も異なります。カフェの開業を目指している人がラーメン店や焼肉店での開業セミナーに行くのも参考にはなりますが、質疑応答で自身が求めている答えを講義者が持っているかはわかりません。

それでなくても経営者となるには時間を惜しんではいけません。勉強することは大切ですが、自分のビジネスに関係ないことを学ぶのに必要な時間をかけるのはもったいないといえるでしょう。業界業種のセミナーは専門性が高いので、積極的に参加しておき、横のつながりを持つことも大切です。

 セミナーに参加することで、自身のビジネスプランが固まる

セミナーに一度でも参加することで、漠然としたビジネスプランの人でも形が出来上がってくることがあります。すでに具体的なビジネスプランがある人の場合はイメージがより固まることでしょう。

これは独立開業の意思が強く、ある程度勉強してきたつもりでも、本格的にどうやって進めていいのか分からないという人に、何が足りなくて、これから何をやるべきかということを学べるからです。自分が知らないことが明確に分かるので、独立開業へ向けて方向性が定まることがプラスになっていきます。

もっとも、独立開業の意思が弱い人は、ただ何となくセミナーに参加することで満足してしまうこともありますので注意が必要です。

 まとめ~独立開業のセミナーは目的に合せて受講しよう

独立開業セミナーは、経営者としての覚悟を備えて実際に行動することを促す効果があります。セミナーにはそれぞれ内容が異なり、「一般的な独立開業全般」「フランチャイズビジネス」「資金調達や税金など専門家に学ぶ」「集客やマーケティング専門」「業界業種別」などがあります。

セミナーに参加することで、自分に足りないことや何をやるべきかが明確になり、ビジネスプランが固まっていきますので、独立開業のセミナーは目的に合せて受講するようにしましょう。

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