人手の足りないときはもちろん!フランチャイズでアルバイトを雇おう!

2018.05.26

フランチャイズオーナーがアルバイトを雇う際のポイントや注意点など

フランチャイズで独立開業し、経営が軌道に乗ってきたときに困るのが“人手不足”。そこで、アルバイトの雇用を考えるフランチャイズオーナーも多いのではないでしょうか。
しかし、雇われた経験はあるけれども、人を雇う経験がある人はそう多くありません。正社員でなくアルバイトを雇うということで、軽く考えがちな方も中にはいらっしゃいますが、「ブラックバイト」などという言葉も生まれた現在では、応募する側の目も厳しくなっています。
また、きちんと法律に則った雇用契約を結ぶことが、オーナーを守ることになることを忘れないでください。今回は、フランチャイズオーナーがアルバイトを雇う際のポイントや、気を付けてほしい注意点などを紹介します。

アルバイトの雇用条件について

求人を出す前に決めなければならないのが、給与や勤務時間などのアルバイトの雇用条件についてです。アルバイトだけではなく正社員の場合であっても、誰かを雇用するということは、必ず法律が関わってくるということ。現在はSNSなどで情報の拡散が非常に容易な時代となっています。

もし、アルバイトに違法な働かせ方をした場合、すぐに ブラックバイトとして世間に知れ渡ることとなるのです。ですので、アルバイト雇用をする際の基礎知識はしっかりと学んでおきましょう。

給与

アルバイトやパートタイマーは、時給で給与計算する場合が多いと思います。その際、必ず確認する必要があるのが、出店している都道府県の最低賃金です。最低賃金は、政府の政策もあり、毎年上昇傾向にあります。

そのため雇用した年だけの最低賃金ではなく、翌年度以降に賃上げされる可能性を考慮して時給を決定することをおすすめします。

また、最低賃金はあくまでも最低ラインだということを覚えておきましょう。オーナー側としては低コストで労働力を得たいと考えると思いますが、大都市など地域によっては、最低賃金では人が集まらない状況にあります。時給を決める際には、近隣の同業他社の時給も参考にしながら決定しましょう。 

勤務条件

勤務時間に関しては、1週間に40時間までと法律で定められています。40時間以上働く場合には、時間外労働、つまり残業扱いとなります。

1日の労働時間が6~8時間の場合には最低45分、8時間以上の場合には最低1時間の休憩時間を与える必要があります。電話対応や来客対応などのための待機時間は休憩時間ではなく、勤務時間に入りますので注意しましょう。

アルバイト募集媒体の選択

ネットが発達した現代では、ひと昔前の様な紙媒体での求人より、求人サイトでの応募の方が多い状況が続いています。各々の媒体のメリット・デメリットを理解し、ひとつの媒体だけで募集するのではなく、組み合わせて利用すると、より多くの人にアピールするこが可能となります。

1.求人サイト

・ターゲット層
学生やフリーターなどの若年層に有効です。
・料金体系
前払いの掲載料金型、後払いの成果報酬型、無料型の3種類が主流です。掲載料金型は掲載期間が定められており、求人サイトによって大きく金額の差が出ます。掲載金額が高額になるほど、露出機会が増えます。
成果報酬型は掲載自体は無料になっており、採用が決まるか応募した時点で「採用コスト」として料金が発生するシステムとなっています。無料型は、掲載から応募・採用まですべて無料で利用できます。
・メリット
画像や文字数の制限が少ないので、より業務や職務内容が伝わりやすくなっています。現在、若者のほとんどがネットを使ってアルバイト探しをしていますので、応募のハードルが低く、応募者を集めやすい傾向にあります。また、紙媒体のように印刷や配送などに時間が取られないため、スピーディーに掲載を個なうことが可能です。
・デメリット
仕事を探している側は条件を絞り込んで求人を探すことになるので、条件と異なった場合、見つけてもらうことができません。多様性のある様々な人々に求人を見てもらい場合には、あまり向いていない媒体と言えるでしょう。

2.求人情報誌

・ターゲット層
フリーター、中高年、主婦層に効果的です。
・料金体系
掲載する紙面枠のサイズにより、料金が異なります。また、紹介される地域や掲載期間によっても料金が変わってきます。
・メリット
求人サイト同様、写真の掲載も可能なので業務や職務内容、また職場の雰囲気も伝わりやすくなっています。また、求人広告を作成する際に、掲載する求人メディアの担当者からアドバイスを受けられるのも、紙媒体のメリットに挙げられます。
募集する側では見つけられなかった、自社の魅力やアピールポイント、雇用条件について、アドバイスを貰うことで、応募者へ訴求力の高い求人広告を作ることができます。
・デメリット
求人情報誌により発行期間は様々ですが、多くの場合は次号が発行されると、前の号と入れ替えられてしまいます。また、校了してから各設置場所に情報誌が置かれるまでに時間を要し、もしその間に求人内容が変更になったり、募集人数が埋まってしまったりした場合にも、修正はできません。

3.ハローワーク

・ターゲット層
比較的フリーターが有効に活用している割合が多いです。
・料金体系
採用情報の掲載からアルバイトの応募・採用時に料金はかかりません。
・メリット
ハローワークは全国各地にありますので、多くの人に見てもらうことができます。
手続きも比較的簡単にでき、無料で掲載されますので、求人にかかる費用を抑えることができます。また、ハロワークは「雇用のセーフティーネット」としての役割を担っているため、
多くの事業主に利用してもらおうと、様々な助成金や補助金制度が用意されています。
これらを上手に活用することは、募集する側・応募する側の双方にメリットとなります。
・デメリット
求人情報に掲載できるのは、勤務条件や仕事の内容、待遇に限られており、且つ写真の掲載もできませんので、職場の雰囲気は非常に伝わりづらくなっています。また、応募しようとした場合の手続きが少し煩雑で、応募へのハードルが高いと言えるでしょう。

4.その他

上記に紹介してきた方法以外にも、アルバイトを探す方法はいくつか考えられます。

・知り合いからの紹介
・自社のホームページに掲載
・学校や専門学校への募集

例えば、求人サイトに載せると同時に、自社のホームページにも掲載するなど、媒体を組み合わせてより効果的な求人活動を行いましょう。

アルバイトの育成

様々な求人媒体を活かして、アルバイトを採用できたとしても、そこで終わりではありません。採用はスタートです。雇用したスタッフが一人前に業務をこなせるようになることがゴールであることを覚えておいてください。

そのためには、スタッフに「何ができるようになってもらいたいか」をオーナー側が明確に設定しておく必要があります。そして、それに準じたスタッフの育成計画も作っておきましょう。

その際、いくらアルバイトとはいえども、人間には得手・不得手がありますので、育成計画通りに進まないこともあることを留意しておきましょう。

アルバイトの社会保険

2016年の10月、パートタイム労働法の改正により、以下の全ての条件を満たしている場合には、アルバイトやパートでも社会保険の加入対象となりました。

・労働時間が週20時間以上
・月額給与(賃金)が8.8万円以上、年額で106万以上
・1年以上の雇用の見込みがあること
・雇用先の社会被保険者である従業員数が501名以上
※この場合の雇用先は、店舗全体ではなく個々の店舗単位。

まとめ ~フランチャイズオーナーがアルバイトを雇う際のポイントや注意点

初めてアルバイトを雇用する場合、何から初めていいか分からないオーナーも多いとおもいます。
基礎知識としての労働基準法はしっかりと抑え、アルバイトとオーナー側、両方が気持ちよく働ける環境を用意しましょう。

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