札幌で独立開業を希望する方へ 自治体サポート情報やフランチャイズ情報など

2018.11.17

地方再生が叫ばれている現在、UターンやIターンなどで地方に移住し、そこで就業や開業する人も増えてきました。独立開業には、完全に個人で開業する方法もありますが、フランチャイズに加盟するという選択肢もあります。特に地方であれば、フランチャイズのブランド力を使って開業する方がメリットが大きい場合も多々あるのです。

今回は北海道の中でも札幌市で独立開業を希望する方に向けて、札幌市の基本的な情報や開業する際に札幌市がどのような起業支援をしてくれるのか、また札幌市にはどのようなフランチャイズチェーンがあるのかを紹介していきます。

札幌での独立開業について

まず、札幌市がどのような土地であるのかを説明します。観光地としても有名な札幌市ですが、独立開業するということは、その土地に住むということ。観光地以外の基本的な情報もぜひ知識として持っておきましょう。

札幌の基本情報

札幌市は北海道の石狩平野南部に位置する政令指定都市であり、北海道庁の所在地です。現在は10の行政区を有しており、中央区・北区・東区・白石区・豊平区などがあります。

数多くの観光地を有し、特に「札幌時計台」や「羊ヶ丘展望台」、「札幌ドーム」などが有名です。全国の市の中でも横浜、大阪、名古屋に次いで人口が多く、北海道の全人口の約3割強である36%を占めています。北海道の経済中心地でもあり、札幌市の人口増加に伴う事業所向けサービス業や市民サービスなどの第三次産業が発達しており、地元内からの需要に対応する“内需型産業”を中心に発展を遂げてきました。雪印種苗や雪印メグミルク、よつ葉乳業、サッポロビールなどの有名な企業の本社・本店が札幌市に本社・本店を置いており、北海道大学を始め、数多くの教育機関もあります。

札幌で独立開業するメリット

札幌市で独立開業するメリットの一つに、開業費用が比較的低コストに抑えられることが挙げられます。特に店舗を必要とするフランチャイズの場合には、土地代も開業費用に含まれますが、この土地代が東京や大阪に比べて非常に安く、土地を購入したり借りたりする場合の費用にかなり差が出てくるのです。また、近年上昇傾向にある最低賃金も、北海道も例外なく毎年上昇はしていますが、それでも大都市に比べ約15%程度は低いので、人件費というランニングコストを安く抑えることもできます。

また、札幌市は都会でありながらも北海道らしい自然環境にも恵まれており、とてもバランスの良い都市と言えるでしょう。仕事の時間とプライベートな時間、どちらも充実させたいと考えた場合、札幌市は良い選択肢ではないでしょうか。

札幌で独立する際の支援団体や制度について

では、札幌市で独立開業する人は、自治体からどのようなサポートが受けられるのでしょうか。札幌市では、創業予定者あるいは創業してまもない人に向けてのサポートが充実している自治体でもあります。今回は、その中からいくつかご紹介します。

スタートアップ・プロジェクトルーム

スタートアップ・プロジェクトルームとは、札幌市産業振興センターの中に設置された、インキュベーション施設です。インキュベーションとは、地方自治体が創業間もない人や創業予定者に対して、経営テクニックや資金、人材などを提供、育成すること。この札幌市の施設では、新しい技術やビジネスモデルを持ち創業意欲の高い中小企業や個人を対象とし、低コストでオフィスレンタル他、様々な支援策を行っています。

入居者は、経験に優れたインキュベーションマネージャーや中小企業診断士などの専門家に経営相談をすることが可能です。また、定期的に勉強会や交流会も開催されていますので、他の起業者とのコミュニケーションを図ることもできます。

女性のための起業支援

もしこれを読んでいるあなたが女性で、札幌市での独立開業を考えているのなら、ぜひ活用してほしいのが「女性のための起業支援」。女性が起業しようと思っても、家庭や介護などとの両立が難しく断念してしまうケースも多々見られます。そこで札幌市は、そんな女性の起業を支援することを目的に、女性の中小企業診断士による女性起業者のための相談窓口を設置。また、女性起業者同士の交流会や起業志望者向けのセミナーなども開催しています。

ストック活用型商い創出事業

フランチャイズビジネスの中でも飲食店などは店舗を用意する必要のあるものが多く、コストや立地の問題で頭を悩ますこともあるかもしれません。そこで検討してみてほしいのが、この「ストック活用形商い創出事業」です。

これは、札幌市内にある空き店舗や空き家を、小売業や飲食サービス業、生活関連サービス業の新規開業をしてもらい、それに対して札幌市が補助金をこうふするという仕組みになっています。この事業に参加する企業・個人はモデル事業者ですので、市の選考・採択を受ける必要があります。また、開業に関する取り組みの様子は密着取材され、広く発信されますので、コストをかけずに開業のPRが可能となるお得なチャンスと言えるでしょう。

札幌での主なフランチャイズチェーン

ここでは、札幌市で加盟オーナーを募集しているフランチャイズビジネスには、具体的にどのようなものがあるのかをご紹介します。まだ、どんな業種にしたいか決めかねている人、自分には何が合うのか悩んでいる人は参考にしてみてください。

ノモメンテ

フランチャイズビジネスの中で、無資格未経験で開業可能な業種の代表格が、ハウスクリーニング業界です。特に、このノモメンテは一人でも始められるので、従業員を探す必要がなく、開業へのハードルがその分低いと言えるでしょう。

異業種からの参入し、初めての独立開業をノモメンテで経験する方も多く、そのような人へのサポート体制が充実しているのも魅力です。案件を自力で取ることに不安がある人のために、案件紹介制度を用意。本部が大企業や大手量販店と提携することにより、数多くの案件数を確保し、それらを加盟オーナーへ紹介するシステムとなっています。

初めての独立開業では資金調達への不安も多いと思いますが、ノモメンテでは融資を受けるための無料相談も実施しており、日本政策金融公庫への斡旋も行っています。独立も開業も、何もかもが初めてでどうしたら良いか分からないという開業希望者の支援がしっかりしているフランチャイズです。

HOUSEDo(ハウスドゥ)

不動産売買仲介専門のフランチャイズチェーンであるハウスドゥ。国内に543店舗(2018年6月現在)を持ち、同種のフランチャイズとしては全国一の店舗数となっています。

不動産業界と言えば、専門的知識や特別で難解な資格を必要とするイメージも大きく、異業種からの参入が難しい業界であると避けて考えている人も多いのではないでしょうか。そのような業界のイメージを打破したのが、このハウスドゥ。研修制度や勉強会の充実を図り、未経験でも十分に活躍できるシステムを整えています。また、スーパーバイザーからの経営的なアドバイスや、様々な種類の勉強会、また直営店(研究所)で培った実績を基に、ハイクオリティなノウハウとシステムの提供を受けることができます。

数多くのメディアからも注目され、高いブランド力を誇るハウスドゥ。不動産業界に興味のある人は全国で行われている加盟説明会に参加してみることをおすすめします。

ホテルキーパー

学生時代の短期バイトなどで、ホテルの客室清掃の経験をした人も少なくないのではないでしょうか。この「ホテルキーパー」は、まさにそれをメインサービとして提供するフランチャイズビジネスです。

個人のお客様と違い、ホテルと年間契約を結ぶので、安定した経営ができます。また、開業経験はもちろん、営業経験がない人でも、本部からの顧客の開拓やホテルへの見積もり等やパート採用時のサポートなどを受けることができるので安心です。約10日間という短い研修期間ではありますが、約30年間もの間に培ったノウハウを丁寧に教えてもらうことができるので、清掃ビジネスには興味があるけれど、業務未経験という人にぴったりではないでしょうか。

まとめ

-札幌で独立開業を希望する方へ 自治体サポート情報やフランチャイズ情報など
いかがでしたか。札幌市での独立開業のイメージはわいたでしょうか。フランチャイズは、完全に個人で独立開業するよりも、近道の選択肢であることは間違いありませんが、入念な準備が必要なことには変わりありません。ぜひ、この記事を参考に、不安なこと・分からないことはじっくり調べてみてくださいね。

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