長野で独立開業を希望する方へ 自治体サポート情報やフランチャイズ情報など

2018.10.20

独立開業を目指すには、何も大都市でないと成功しないとは限りません。地方経済の発展に貢献できる地域貢献型ビジネスでも十分独立開業は成功できます。高齢者の割合が多い長野県でも介護ビジネスなど、高齢者を対象にした業種で集客を担うことが可能となります。そこで、長野県で独立開業を希望する人のために、県内の景気動向や独立開業への支援団体・制度、未経験でも活躍できるフランチャイズ情報をここで紹介していきます。

長野での独立開業について

関東財務局が平成30年7月に発表した長野県の景気動向では、個人消費は持ち直しており、生産活動は緩やかに回復し、雇用情勢は改善しています。景気動向を総合的にみても回復していくことが期待されています。

長野県の観光客入り込み数では、平成28年で3,909万人と前年比12.1%も減少しています。国内観光客が減少し、訪日外国人観光客は約60万人と前年比17%増えています。

長野県の人口は約208万人となり、65歳以上の高齢者は約64万人で30%の割合となっています。市町村別では長野市の約37万人、松本市では約24万人と概ね3割の人口を誇り、広大な土地となりますので、長野市や松本市といった人口が集中している都市部での独立開業がベストとなります。

長野で独立する際の支援団体や制度について

長野県で独立開業を支援している団体や制度をみていきましょう。

長野で独立開業を支援する団体

・ながの創業サポートオフィス
長野県で独立開業を予定している人を対象に、商品コンセプトの策定や事業計画書の作成指導、経営方針の相談、各種助成金や融資の紹介などを行っています。トータル的に独立開業を支援し、創業前から創業後に至るまで無料でサポートしています。

https://www.icon-nagano.or.jp/sogyo-office/

・実践起業塾
具体的な独立開業を予定している人やビジネスアイデアを構築したい人向けに、創業を現実的に捉えた創業支援講座を開設しています。

・長野県信用保証協会
長野県で独立開業を予定している事業者に、独立開業の相談から助言などのサポートをし、創業支援融資も最大1,500万円まで行っています。

保証制度のしくみ

・よろず支援拠点
中小企業が円滑に経営できることをサポートするため、何度でも無料で利用できる張昭企業庁が管轄するコンサルファームです。

・日本政策金融公庫
中小企業の融資活動やトータル的な創業事業計画の支援を行っています。

https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/riyou/sougyoumae/

長野で独立開業に関する助成金や補助金

・地域創造的起業補助金
地域の活性化を図り、雇用の創出を促す創業プランを支援しています。補助金額は資金調達がある場合に50万円から200万円以内、ない場合は50万円から100万円以内となります。

・まちなかパワーアップ空き店舗活用事業補助金
長野県内で指定された中心市街地にある空き店舗や空き家、空き倉庫を利用して出店する場合、30万円を限度額として補助金が支給されます。長野県が指定する通り沿いの場合は50万円が限度額となります。

https://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/skr/87276.html

・小規模事業者持続化補助金
商工会の支援を受けて作成した経営計画に沿って販路開拓を支援しています。最大50万円を上限に補助金が支給されます。

・長野市やまざとビジネス支援補助金
地域経済の発展や雇用の創出を支援し、長野市の中山間地域の資源を活用するビジネスに対して、上限500万円まで補助金が支給されます。

長野での主なフランチャイズチェーン

長野県で未経験から独立開業できるフランチャイズチェーンを紹介(2018年8月現在)していきます。

おそうじ本舗

長野県に21店舗展開しているおそうじ本舗では、少子高齢化社会において、女性の社会進出も活発化となり、ハウスクリーングや家事代行サービスの需要が向上しています。おそうじ本舗は、全国店舗を展開しているHITOWAライフパートナーが運営し、業界大手のハウスクリーニングとして注目を集めています。

おそうじ本舗では、ハウスクリーニングや家事代行サービス、店舗やオフィスクリーニングが主な業務内容となっています。

ハウスクリーニングは、一般家庭をターゲットにした「在宅クリーング」を柱に、キッチンの水回りから浴室やトイレの清掃をします。家事代行サービスでは、掃除や洗濯、料理といった日常生活に欠かせない作業を中心に行う家事を代行するサービスを展開しています。オフィス向けの「商業店舗クリーニング」ではエアコンクリーニングやフロア、カーペット、照明クリーニングを展開しています。

おそうじ本舗では個人契約と法人契約に分かれており、フランチャイズ契約は両方とも2年間です。自動車免許が必須で、全国に開業可能となります。

個人契約の開業資金は約260万円で、
・加盟金:20万円
・保証金:20万円
・研修費:44万円
・器材費:155万円
・開業支援チケット:5万円
・システム使用料:15万円となっています。
また、開業後の資金として、ロイヤリティ6万円(税抜)が固定費として発生します。

フランチャイズには店舗がつきものですが、おそうじ本舗では店舗が不要ですので、ランニングコストがかかりません。そのためにもしっかりとした研修制度を持って本部が手厚いサポートを心がけているといえるでしょう。

https://www.osoujihonpo-fc.com/

金沢屋

金沢屋は、襖・網戸・障子の張替を専門的に行い、全国にフランチャイズチェーンを展開しています。長野県には5店舗が展開されており、広大な土地を誇る同県にはまだまだビジネスチャンスが広がっているといえます。

高齢者は襖や障子を大事にしますので、定期的なメンテナンスが必要となります。その中でもこれらを張り替える作業を専門に扱う事業者も少なく、競合店舗がいないのがメリットといえるでしょう。

そのため、高齢者向けのビジネスで地域貢献していることからやりがいもでてくる仕事といえます。

普段から随時加盟店を募集し、技術の習得や経営面でのサポートなど、本部は加盟店に手厚い支援を心がけています。

金沢屋では3つの契約プランがあり、「ライトプラン」「ベーシックプラン」「ラグジュアリープラン」からなります。

「ライトプラン」

1人で独立開業を希望する人向けで、6日間の研修期間で、開業パック1名分、玄関網戸の取扱い権がセットになっています。

・加盟金:120万円(税別)
・ロイヤリティ:月8万円(税別)

「ベーシックプラン」

夫婦で独立開業したい人など、主に2名での開業を想定したプランとなり、6日間の研修期間で、開業パック2名分、襖・障子・網戸の取扱いがセットとなっています。これ以外にもブランド使用権やチラシ利用権、集客支援なども付帯しています。

・加盟金:180万円(税別)
・ロイヤリティ:月5万円(税別)
 

「ラグジュアリープラン」

2店舗運営を想定したプランで、ベーシックプランにプラスアルファがなされています。研修は4名で6日間、開業パック2店舗分がセットになっています。営業エリアも2店舗分取得することができます。

・加盟金:250万円(税別)
・ロイヤリティ:月8万円(税別)

金沢屋は売上の約8割が粗利となりますので、利益を生み出しやすくなります。また、自宅に訪問するわけですから、丁寧な接客も必要といえます。

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町の便利屋さんファミリー

町の便利屋さんファミリーは全国展開している便利屋のフランチャイズ本部です。これまで30年の実績を持ち、長年培ってきたノウハウで経営を支援しています。定期的な説明会を実施し、全国に店舗を拡大しています。

長野県には4店舗展開し、これからも事業拡大のチャンスが狙えます。ここでは3週間に渡るしっかりとした研修があり、技術の取得や経営面の勉強はもちろん、現地での研修もあります。未経験者でも安心して独立開業することができます。

ハウスクリーニングの他にも、家具の移動や引っ越し作業、庭の掃除や管理、遺品整理など多岐に渡ります。

町の便利屋さんファミリーの加盟店には「フランチャイズコース」「自由開業コース」と2つのコースがあります。

「フランチャイズコース」

町の便利屋さんファミリーの系列店として独立開業するコースです。技術やノウハウを提供し、必要資材のサポートを受け取れます。

初期費用…245万円で、
・加盟契約金:100万円
・研修費用:65万円
・資機材費用:60万円
・ホームページ作成費:20万円となります。

ローンを利用すれば、自己資金100万円を用意して開業することも可能です。
ロイヤリティは固定費で8万円となります。

「自由開業コース」

こちらのコースはフランチャイズには加盟せず、技術やノウハウを学びます。自分で新規開業を目指したい人や名称や経営スタイルを独自で設定したいという人に向いていますが、本部のサポートを受けることができません。
初期費用として、研修費用:65万円がかかります。
こちらもローンを利用すれば、自己資金なしから開業することも可能です。

http://www.benriyanet.com/

まとめ-

長野県は高齢者が多く、県の人口の3割を占める長野市や松本市といった都市部で独立開業をするのがおすすめといえます。自治体の創業支援を上手に活用しながら、高齢者を対象にしたビジネスを展開し、フランチャイズチェーンに加盟するのを視野に入れておくことが得策といえそうです。

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