神奈川で独立開業を希望する方へ 自治体サポート情報やフランチャイズ情報など

2018.10.14

関東地方の中でも東京に次いで人口が多く、大都市の役割を担っているのが横浜市です。横浜市がある神奈川県では独立開業をする上で多くの集客を見込むことが可能です。その一方でライバル企業も多いことから、しっかりとした独立プランを立てる必要があります。そこで、神奈川県で独立開業を希望する人のために、景気動向や独立開業への支援団体、助成金制度、未経験でも活躍できるフランチャイズ情報をここで紹介していきます。

神奈川での独立開業について

関東財務局が平成30年7月に発表した神奈川県の景気動向では、個人消費と生産活動は緩やかに持ち直し、雇用情勢は改善しています。総合的に回復しつつあるとしています。

神奈川県の平成29年度観光客入り込み数では、2億69万人で前年比5.5%増えています。これは2年ぶりに過去最高記録を更新したことになります。東京オリンピックも控えていますので、この観光需要は今後も続くと見られています。

神奈川県の人口は約9,100万人で全国2番目となり、65歳以上の高齢者は約2,232万人で約24%の割合となっています。高齢者向けのビジネスも視野にいれておくべきでしょう。市町村別では横浜市が約372万人、川崎市が約147万人とこの2大都市で独立開業するのがおすすめでしょう。

http://kantou.mof.go.jp/yokohama/pageknthp104000097.html

神奈川で独立する際の支援団体や制度について

神奈川県で独立開業を支援する団体や制度をみていきましょう。

神奈川で独立開業を支援する団体

・かながわシニア起業スクール
県内を拠点にした独立開業を希望している人で、45歳以上(45歳未満でも可)を対象に起業に必要な心構えやビジネスプランの作成を勉強することができます。

・かながわ・スタートアップ・ハブ
独立開業を予定している人に向けて、資金調達やマーケティング、組織作りなど今後必要な経営課題をテーマにした集中講座や交流会、個別相談会などを実施しています。

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f536765/index.html

・ワンストップ経営相談窓口
横浜市内で独立開業を予定している事業主を対象に、創業に関する相談窓口を設置し、中小企業診断士や税理士、社会保険労務士などに無料で相談することができます。

http://www.idec.or.jp/keiei/madoguchi.php

・神奈川県信用保証協会
神奈川県で独立開業を希望している事業者へ向けて、創業スクールの開催や創業保証を行い、創業支援融資も最大3,500万円まで扱っています。独立開業後の相談も受け付けています。

http://www.cgc-kanagawa.or.jp/

・よろず支援拠点
中小企業庁が全国に展開するコンサルファームで、経営難を抱える中小企業の事業者のために、何度でも無料でビジネスに関する悩みを相談することができます。

・日本政策金融公庫
創業支援の融資を行っているほか、事業計画書の作成に関する助言や創業セミナーの開催も実施しています。総合的な創業支援の相談を受け付けています。

https://www.jfc.go.jp/n/finance/sougyou/riyou/sougyoumae/

神奈川で独立開業に関する助成金や補助金

・創業支援融資
神奈川県では新規に開業する事業主や創業5年未満の中小企業者を対象に、最大3,500万円まで融資を実施しています。

・小規模事業者持続化補助金
商工会や商工会議所によって、小規模事業者の販路拡大を支援し、50万円を上限として補助金が申請することができ、持続発展を後押ししています。

・商店街店舗誘致事業
横浜市内の商店街にある空き店舗で、各種条件を満たした場合に最大100万円を限度額として補助金が支払われます。

・横浜市創業促進助成金
横浜市で創業を目指す事業主に対し、最大30万円まで助成金が支払われます。

http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/sogyo/venture/30benntya.html

・創業おうえん資金
横浜市内で独立開業を希望している中小事業者を対象に、最大3,500万円までが融資されます。

http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shien/yushi/shurui/venture-sougyo.html

神奈川での主なフランチャイズチェーン

神奈川県で未経験からスタートできるフランチャイズチェーンを紹介(店舗数は2018年8月現在)していきます。

oh!庭ya!

oh!庭ya!は庭の管理やメンテナンスといった造園業を手掛けるフランチャイズサービスを展開しています。2015年からフランチャイズ事業をスタートしているので、比較的若い参入といえるでしょう。

oh!庭ya!では全国各地で随時フランチャイズ加盟店を募集し、平日や土日に説明会をおこなっています。

7日間の研修を実施し、営業面や技術的な指導、事務関連を座学と実施研修によって行っています。独立開業後は本部スタッフが3日間現地同行して実務支援を提供しています。また、季節ごとの庭の手入れ方法をレクチャーするなど、造園作業が未経験でも安心して独立開業できるように支援しています。

基本的には個人宅を主にメンテナンス・管理をしていきますので、丁寧な接客も求められます。どうしてもいきなりの開業に不安を抱えている場合、直営店での勤務も可能となりますので、未経験者でもしっかりとしたスキルを身に付けることが可能です。

oh!庭ya!は2通りの加盟タイプがあり、店舗を持つ「ショップ加盟」と無店舗タイプの「サテライトショップ加盟」となります。

「ショップ加盟」の開業資金は約134万円で、

・加盟金:100万円(税抜)
・web登録費:7万円(税抜)
・研修費:14.8万円(税抜)
・指定用品:8.5万円(税抜)※ユニフォーム、名刺、消耗品、販促品など
・車両ロゴシート: 4.5万円(税抜)

「サテライトショップ加盟」の開業資金は約67万円で、

・加盟金:28万円(税抜)
・web登録費:7万円(税抜)
・研修費:19.8万円(税抜)
・指定用品:8.万円(税抜)※ユニフォーム、名刺、消耗品、販促品など
・車両ロゴシート: 4.5万円(税抜)

また、ロイヤリティは月額固定10万円(税抜)となっており、これには広告宣伝費が含まれています。

http://oh28yafc.com/

メリーメイド

メリーメイドは大手企業のダスキンが運営するフランチャイズサービスです。女性の社会進出や高齢化社会に突入している背景から、需要の高い市場といえます。神奈川県では52店舗を運営しています。女性が活躍できる仕事ですので、社会貢献や地域活性化にもつながります。

メリーメイドでは開業前研修でプログラムを標準化・システム化し、短期でスキルや知識が身につくようになっています。開業後も加盟店のサポートを心がけ、スキルアップの研修を設けています。

主な業務内容はハウスクリーニングをメインとした家事代行サービスの提供です。定期利用を基本としているので、リピーターが付きやすい仕事であり、集客面で期待がもてます。

メリーメイドの開業資金は約195万円で、

・加盟金:85万円
・研修費:約25万円(1人)
・初期キット:約61万円(洗剤等)
・看板等:約9万円
・資器材ラック:約15万円
・加盟店会会費:入会金1万円
・その他:車両、ユニフォーム等
これらが初期費用となります。 

また、開業後にかかる費用として、

・ロイヤリティ:毎月売上の8%
・広告分担金:毎月売上の1%
・業務システム使用料:月22,000円~
・連携システム使用料:月5,000円
・加盟店会会費:月2,000円
・クレジット決済システム使用料:月2,000円
・損害賠償保険:年間約3万円程度がかかります。

大手ブランドのダスキンをロゴとして使用できますので、顧客にも安心感が募ります。大手特有のシステム化された販促プログラムを利用でき、地域本部のエリアマネージャーによって経営面で助言や集客面でのサポートを担ってくれます。

開業資金が200万円近くなりますが、全国ブランドのダスキンを活用できるとあれば、独立開業後の安心感も違ってくるでしょう。

https://www.duskin.co.jp/fc/care/mm/about.html

Benry(ベンリー)

Benry(ベンリー)はベンリーコーポレーションのフランチャイズ事業です。ハウスクリーングをメインとした事業を展開しています。日常生活の困りごとを解決し、生活支援サービスを担っています。神奈川県では15店舗が運営されています。

ベンリーは未経験から免許不要で独立開業でき、「エアコン・水回りのメンテナンス」「ハウスクリーニング」「庭の手入れや管理」「家具の移動や引っ越しサービス」「防犯・防災サービス」など多岐に渡ります。

消費者の生活ニーズに合わせて、ハウスクリーングだけでも新しいサービスが生まれることもあります。共働きの世帯や高齢者が多い地域など、人のためになる仕事といえるでしょう。

ベンリーでの開業資金は440万円で、
・加盟金:150万円
・教育費必要機材購入:230万円
・研修費:60万円となります。

ベンリーでは2ヵ月間の研修システムによって、未経験でも安心して開業することができます。ベンリーは実地研修だけでなく、勉強会やセミナーなども開催し、事務系の業務にも対応できるスキルが養えます。

生活支援の市場は少子高齢化と女性の社会進出によって需要が高まり、開業のノウハウが凝縮されたベンリーでは独立開業しやすいメリットがあるでしょう。

http://www.benry-fc.com/

まとめ-ハウスクリーングや家事代行で需要が見込める

首都圏に近い神奈川県では、大都市の横浜市で独立開業するのが集客面でも成功に近づきます。共働き世帯も多いので、ハウスクリーニングや家事代行は需要を見込めます。もちろん、横浜市では競合店舗も多くなるので、ここで紹介した支援制度を活用しながら、未経験でもできるフランチャイズチェーンを利用していき、集客面でも有利となるようにしましょう。

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