独立開業のよくある質問その12 田舎の両親が心配なので地元で独立開業、ルートやコネがないけど大丈夫?

2018.07.28

独立開業を考えている方の中には、今は離れて暮らしているけれど、いずれは両親のいる地元に帰って独立開業したいと思っている人もいらっしゃるでしょう。ただ、地元とは言っても学生の頃までしか住んでいない、ビジネスに関わるようなルートやコネなんて何もない、という不安を抱える方は多くいます。

しかし実際にはルートやコネがなくても独立開業で成功している人はたくさんいます。そういう人たちは、ルートやコネがない状態からどうやって独立開業を成功させたのでしょうか?

今回は、ゼロの状態から独立開業を目指す人に向けて、ルートやコネがなくても成功するコツについて解説します。特に、販売ルートやコネがない状態で地元での独立開業を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ルートやコネがないなら人脈づくり・営業に力を入れる

せっかく両親のために地元に帰って独立開業したからには、事業成功に向けて人脈づくりのために積極的に動くことが必要です。人の集まるところに顔を出す、同級生・友人だけでなく知っている人全員に開業のお知らせを配布するくらいの発信をしましょう。

また、近隣へのチラシ配り飛び込み営業電話営業などもお金のかからない営業法としてオススメです。ぜひ実践してみてください。

つまり、元々は販売ルートやコネがなくても、開業後に地道に人脈作り・営業に力を入れていくことが大切ということです。特に、開業後しばらくはすぐに仕事に繋がらなくても、人脈・コネを増やしていくために努力しましょう。

そもそも、コネがあってもそのコネだけに頼って経営を行っていくことは危険です。コネがあってもなくても、人脈を増やしていくことや積極的にアピールしていく姿勢に変わりはありません。

紹介営業を取り入れる

紹介営業も販売ルートやコネがない場合に取り入れるといい営業方法といえます。
紹介営業とは、知人や既存のお客様に新規のお客様を紹介してもらうことです。自分で営業するだけでなく知人や既存のお客様の力を借りることで、より効率的に宣伝活動ができるため、積極的に取り入れましょう。
コツとしては、営業用のチラシなどの販促物を用意しておくと、スムーズに紹介営業に繋げることができます。

ただ、「紹介してください」と知人にはまだしもお客様に言うのは迷惑なのではないか、と思う方も多いでしょう。ここで大切なのは、紹介したいと思ってもらえるくらい自社の商品やサービスに自信をもつことです。

相手に価値を提供することで相手の満足度は高まり、紹介したい会社・お店になるでしょう。

ホームページ・SNSから集客する

最近では、田舎でもホームページからの集客が有効です。ホームページというと難しく感じてしまいがちですが、低価格で作成できるサービスも多いためぜひ取り入れましょう。

ホームページと合わせて、ブログも利用すると集客に繋がります。

さらに、TwitterなどのSNSを使って宣伝することも効果的といえます。SNSは友人や知人にリツイートしてもらうと、即効性のある集客ツールとして機能してくれるのでオススメです。

実際に、独立開業した人の中には、コストを抑えるためにブログとTwitterでのみ集客を行ったという例もあります。そのくらいブログはTwitterの力は大きいです。

ただ、商品やサービスのメインターゲットによって集客方法は異なってくるため、しっかりとターゲットに届くように営業することを忘れないでください。

フランチャイズという方法もある

地元でコネやルートなしで開業するのがどうしても不安という方は、フランチャイズサービスを利用して加盟店として独立開業するという方法もあります。フランチャイズ本部でも、地元に戻って独立開業をする人を支援する取り組みを行っている企業もあるので、ぜひ検討してみましょう。

実際に、地元で開業直後に仕事があるのか不安に感じていたところ、フランチャイズ本部から仕事の紹介があって安定した経営に繋がったという声も聞かれます。

ただ、フランチャイズサービスの中には、本部との関係が密ではなく、加盟していてもほとんど集客に対するフォローがない場合もあるため注意しましょう。

田舎ではフランチャイズ展開している有名なお店に対する安心も大きいので、興味のある方はフランチャイズでの独立開業を検討してみてもいいかもしれません。

マーケティングリサーチをしっかりとする

地元で独立開業する場合に、地元のマーケティングリサーチが重要になります。地元だからなんとかなるだろうという甘い考えはやめましょう。

いくらすばらしい商品やサービスを提供できる状態でも、その市場となる地元にそのニーズがなければ売れることはありません。そのため、独立開業する場所を地元に絞ったら、どんな事業計画にするか、立地はどこにするかなど、マーケティングリサーチを念入りに行ってから固めましょう。

また、価格設定という面でも、地元の相場をしっかりと把握しておくことが大切です。

さらに、長期的な視点や競合の有無など、徹底的に市場を分析します。比較的地方では、人口が少ないため商品やサービスを絞ってしまうと目標の売上に届かないことがあります。そのためにも複数の商品・サービスがあると安心です。

初期費用は最小限に抑えよう

ルートやコネの有無に関わらず、独立開業において初期費用を最小限に抑えることは重要です。ただ、もともと販売ルートやコネがないとはじめは仕事がなく、売上がない状態が続く可能性があります。そのため、初期費用をなるべく抑えるようにしましょう。

具体的な初期費用を抑えるコツをご紹介します。

1.初めは自宅を仕事場にする

独立開業でありがちな失敗として、初めに立派なオフィスを構えてしまい、そのための費用がかなりかかってしまうことがあります。余程スペースや設備が必要でない場合は、初めは自宅兼事務所で仕事場を用意します。
経営が軌道に乗り、手狭になってきたら移転を考えるくらいのスタンスでいましょう。

2.備品・その他道具代は中古でもいいものは中古で購入する

独立開業に必要なものの中には、中古品でも十分なものがあります。使用予定期間や減価償却などを考慮してうまく設備投資しましょう。

3.宣伝広告費になるべくお金をかけない

先にご紹介した中にもあるように、人脈づくり・営業・ホームページ・SNSなどは宣伝として低価格で行えるものばかりです。こうしたお金をかけない集客を積極的に行いましょう。

まとめ~ルートやコネがなくてもなんとかなる〜

ゼロの状態から独立開業を目指す人に向けて、ルートやコネがなくても成功するコツについてご紹介しました。いかがだったでしょうか?

田舎にいる両親のために、地元へ帰って独立開業することは立派な親孝行です。さらに両親を安心させるために、早く経営を安定させたいですね。

そのためのポイントとして、「営業に関すること」「集客方法」「フランチャイズでの独立開業」「マーケティングリサーチ」「初期費用」といった面を踏まえてまとめました。

特に集客方法については、チラシ、飛び込み営業などの地道な営業活動、紹介営業、ホームページ・SNSなどさまざまな方法があります。地元での独立開業を考えている方は、地元の実情に合わせた方法での営業を行うことが必要となります。

地元での独立開業の前には、帰省の際に地元のビジネス事情やニーズをリサーチしましょう。

これから地元での独立開業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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