独立開業のよくある質問その10 人間関係に煩わしさを感じたから独立開業ってあり?

2018.07.26

仕事を辞める理由として多く挙げられるのが人間関係です。実際に独立開業した人の中にも、人間関係が原因でサラリーマンを辞め、独立したという人は少なくありません。

サラリーマン生活では組織で働く分、社会的安定と信頼を得ることができます。ただ、人間関係が煩雑になりやすく、理不尽なことにも我慢が必要なシーンも多くあります。そんな組織での人間関係に煩わしさを感じ、いつかは独立開業したいと思っている方も多いのではないでしょうか?

ただ、人間関係に煩わしさを感じたから独立開業を目指す、というのは動機として大丈夫なのか不安に感じる方もいるでしょう。独立開業でも、人間関係の煩わしさからは逃れられないのでは?という疑問もよく聞かれます。

そこで今回は、独立開業に不安を抱える方のために、独立開業後の人間関係について解説します。現在、仕事を辞めて独立開業するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

独立開業は孤独がつきもの

人間関係が煩わしくなり独立開業したものの、逆に独立開業後の悩みとして多く挙げられるのが「孤独」といわれています。

独立開業した場合、業務に関わる大小さまざまな判断や意思決定を自分で行うことになります。サラリーマン時代には、上司への報告が義務であったり、同僚への相談ができたりといった環境がありますが、独立開業後には、知り合いに相談はできるものの他者への報告や相談は必須ではありません。そのため、独立開業すると、孤独という悩みを抱えることが多くあります。
独立開業を検討している方は、ぜひ覚えておきましょう。

フランチャイズでの独立開業では、本部との繋がりや研修・セミナーなどのサポート体制があるため、孤独を感じることは少なくなります。ただ、日々の業務を行う上では、ほぼ一人で行うことになるため、孤独は避けられません。

孤独という、サラリーマン時代とは違った悩みが生まれやすいですが、独立開業は自由という点でやりがいを感じることができます。

独立開業のメリット・デメリットを把握した上で、今後の働き方を決めることをオススメします。

独立開業にも周りのサポートが必要

独立開業は、家族、友人、前職の同僚など、周囲のサポート・理解・応援などに支えられて実現します。 セミナーや勉強会の講師、デザイナー、クリエイターなど本当にさまざまな人と出会い、一緒に事業を作っていく機会もあるでしょう。

フランチャイズでの独立開業の場合には、フランチャイズ本部の研修やその後の独立サポートなど、独立開業前後で多くの人のサポートを受けることができます。そのため、人間関係に疲れて独立開業したものの、開業後は人間関係のありがたさを感じる方が多くいます。

また、独立開業すると、自宅をオフィスにする方も多いでしょう。そのため、サラリーマン時代よりも家族との距離は近くなりますが、家族はその分気を遣っていることが多くあります。事業が軌道に乗るまでは、昼夜・土日関係なく仕事をすることも多くあるからです。
独立開業後の人間関係として、一番近くで独立開業を支えてくれる家族に対して、感謝の気持ちを忘れないことが大切になります。

このように、独立開業では、サラリーマン時代のような人間関係ではなく、家族やより近い存在との人間関係がより重要になります。

顧客がいてこその独立開業

独立開業して生活していくためには、自社の商品・サービスをお金を払って買ってくれる顧客の存在が必要不可欠となります。

サラリーマン時代には、自分の顧客というよりは会社の顧客という形だったため、顧客の大切さを感じにくいです。ところが、独立開業した場合には、当然ですが、顧客がいなければ利益どころか売上が生まれることはありません。

人間関係に悩んで独立開業しても、人との関わりがなくなることはなく、別の形での人間関係が生まれます。

独立開業のメリットとして、自分が提供した商品・サービスに価値を感じて買ってくれる顧客が現れた時に、大きなやりがいを感じるでしょう。こうした独立開業ならではのやりがいも、人との関わりから生まれるものです。

顧客との繋がりは、フランチャイズでの独立開業の場合でも同様です。自分が営業で獲得した顧客や、フランチャイズ本部からの紹介で多くの顧客と出会い、価値の提供によって事業を運営していきます。

独立開業こそ他人との関わりが重要

独立開業すると、自宅や自社のオフィスにこもりがちになり、他人と関わる機会が減ります。ただ、自社の事業を安定・成長させていくためには、どんどん新しいものに触れて積極的に他者と関わっていく必要があります。

独立開業前には開業準備として、セミナーや勉強会に参加するなど情報収集を行う人が多いですが、開業後に業務に忙殺され、情報収集をやらなくなってしまうことがあります。これでは、新しい情報社会の流れに乗り遅れてしまい、ビジネス展開がうまくいかなくなってしまうこと考えられます。

サラリーマン生活では、意識しなくても会社が用意してくれた研修や勉強会などで、新しいものに触れることや、他者との関わりをもつことができます。ところが、独立開業後には自分で行動し、機会をつくっていく必要があります。

独立開業こそ、事業を安定的に運営していくためにも積極的に新しい人と関わっていくことが求められます。

独立開業には覚悟が必要

独立開業に対する不安として一番多いのは、収入面の不安です。

独立開業は、自由と責任を同時に手に入れることができます。その分、やりがいと充実感を感じながら、日々生き生きと仕事をしている人が多くいます。

ただ、簡単に成功することはできないため、独立開業にはある程度の覚悟が必要になります。

人間関係の煩わしさからは解放されても、収入が安定せずに会社の運営を続けていくことができなくなってはもったいないです。独立開業を決心したら、しっかりと事業を回していく覚悟を持ちましょう。

独立開業後の仕事はすべて自分のための仕事

独立開業後の仕事はすべて自分のため、自分の意思によって行うものになります。その点がサラリーマン時代との大きな違いとなるでしょう。

サラリーマンの仕事は、直接的には会社のためになり、自分に跳ね返ってくることを感じにくくなります。そのため、どうしてもやらされている感を感じながら仕事をしている人が多くいます。

一方で独立開業した場合の仕事は、自分が自分のためにすべての業務を行います。事業が安定するまでは、朝から晩まで、土日も関係なく仕事をする場合もあるでしょう。
ただ、これは自分で「やった方がいい、やらなければならない」と判断して行っている業務なので、すべてとは言いませんが、一部のサラリーマンのようにしぶしぶやらされている感はありません。

まとめ~独立開業しても人との関わりで生きている

独立開業に関わる質問としてよくある、人間関係の煩わしさから解放されたくて独立することについて、開業後の人間関係について触れながら解説しました。いかがだったでしょうか?

独立開業を志すようになったきっかけが、組織で働く上での人間関係の煩わしさであっても問題はありません。ただ、独立開業後も形を変えて人との関わりは続きます。また、開業後の方が人に感謝する機会も多くなるでしょう。

独立開業後の人間関係では、顧客との繋がり、独立開業した同じ立場の関係など、さまざまな関係が始まります。今回ご紹介した独立開業後の人間関係を参考に、今後の働き方について考えてみてください。

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