主なフランチャイズチェーンのご紹介 遺品整理

2018.06.28

近年は故人と遺族が離れて暮らしており、遺族だけでは遺品整理がなかなか進まないという事例が増えてきています。また、故人を亡くされたばかりで時間が取れても気持ちがついていかないという方もおり、遺品整理業の需要は急速に増加しています。遺品整理業は少子高齢化・核家族化が進む社会情勢で確実に成長し収益を見込める業種です。

今回はそんな遺品整理業のフランチャイズチェーンの中から、主なフランチャイズチェーンを3つご紹介します。遺品整理業のフランチャイズ加盟を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

メディアでも多く取材され注目されている「リリーフ」

リリーフは1960年創業の遺品整理・住空間整理サービスを提供するフランチャイザーです。関西・関東・中部エリア、宮城県と沖縄県でサービスを展開しています。新聞やテレビなどその活動はさまざまなメディアで紹介されており、サービスのお客様満足度は90%以上という高い水準を保っています。

リリーフの主な仕事内容は遺族に代わって思い出の品を整理する遺品整理サービスと、介護施設への入居前の片付けなどの住空間整理サービスです。遺品整理では物の整理の他にも、時には脱臭や除菌を伴う特殊清掃が必要な場合もあります。住空間整理サービスでは物の整理はもちろん、梱包から搬出、不用品処分や荷ほどき、設置まで総合的なサービスを提供可能です。リリーフは整理だけではなく不用品の処分や清掃まで一括で行うことができるシステムのため一括でご依頼されるお客様も多く1件あたりの単価が高いのが特徴です。

リリーフのフランチャイズサービスで独立開業する際には、まず事業説明会に参加する必要があります。この説明会は個別に行われるため、事業内容やフランチャイズシステムについて不明な点をきちんと確認することが可能です。その後、加盟申し込みと審査を行い、開業場所を決定して正式にフランチャイズ契約を締結します。開業前には12日間に及ぶ研修を行い、現場での作業に必要な知識やスキル、不用品の処分方法などのノウハウを座学や実際の現場で学ぶことが可能です。

リリーフでは開業後にもさまざまなサポートが用意されています。まず、スーパーバイザーによる定期的な運営指導が行われます。展示会やセミナー、WEBサイトを通じて新規案件開拓をサポートするマーケティングサポートや、本文からの案件紹介制度など定期的に顧客を確保するための情報をアップデートすることが可能です。リユースできる家具を本部が回収し、処分代の軽減をサポートするシステムもあるようです。

初期費用・月額費用

リリーフで独立開業するための初期費用は加盟金の有無で異なり、その内訳は以下の通りです。

加盟金ありの場合920,000円

  • 加盟金:500,000円
  • 研修費:300,000円/人
  • ユニフォーム費:60,000円
  • 名刺・備品等:60,000円

加盟金なしの場合420,000円

  • 加盟金:0円
  • 研修費:300,000円/人
  • ユニフォーム費:60,000円
  • 名刺・備品等:60,000円

加盟金ありの場合は本部紹介案件の手数料が20%、加盟金なしの場合は手数料が30%となっています。また、月額のロイヤリティーは200,000円であり、システム使用料30,000円が別途必要です。

参考資料:リリーフホームページ
https://relief-company.jp/

「e品整理」

e品整理は不用品回収のフランチャイズチェーン「ブレイクスルー」から2012年に生まれた高齢者向けサービスの遺品整理専門のフランチャイザーです。関東地方を中心に、北海道から沖縄県まで日本全国のエリアに対応しており、出典店舗数をわずか数年で大幅に伸ばしています。e品整理は遺品整理業に必要な物流・不動産・リサイクルのそれぞれのノウハウを有する企業と提携し独自のネットワークを持っているため、安価で外注依頼ができ、利益率を上げやすいという点が特徴です。

e品整理の主な仕事内容は遺品整理や生前整理、不用品の処分や配送、引っ越しまで多岐に渡します。さまざまなノウハウを持っている企業と提携しているため、不動産査定や相続のご相談など、遺品整理業で発生しやすいお客様のお悩みを一括で解決できるシステムが備わっています。

e品整理のフランチャイズサービスで独立開業する際には、まず面談への申し込みが必要です。面談ではフランチャイズシステムの説明や相談をすることが可能であり、加盟の意思がある場合にはフランチャイズ契約を締結します。開業前には本部で5日間の座学研修、実際の現場にて5日間の研修を行い、遺品整理業に必要な知識と技術を身に着けることが可能です。その後、サービスルールの確認や各種必要機材の選定を行い、独立開業となります。

e品整理では開業後にもさまざまなサポートが用意されています。e品整理のフランチャイズ加盟店では、本部とエリアフランチャイズ契約を結んだエリアフランチャイズ加盟店からのサポートを受けることが可能です。企業との提携により低コストでのトラック・人員などの手配融通が可能であり、各種専門机上のノウハウを取得することができます。全てをご自身で賄う必要がないため、さまざまなお客様の要望に幅広く対応することが可能です。

初期費用・月額費用

e品整理で独立開業するための初期費用はフランチャイズパッケージで異なり、独立開業型のFC-Aタイプは周辺の各専門業のフランチャイズハブセンターとの融通制度により最低限の設備で全てのサービスを提供可能です。法人新規事業型のFC-Bタイプは既存の事業を生かしてフランチャイズハブセンター収入を得るシステムです。今回はFC-Aタイプの初期費用700,000円の内訳についてご紹介します。

FC-Aタイプ(独立開業型)

  • 加盟金:500,000円
  • 研修費:100,000円
  • 開店時販促宣伝費:100,000円

更に月額のロイヤリティーは報酬の7%、販促宣伝費は3%となっています。

参考資料:e品整理ホームページ
http://www.ehinseiri.com/

「クヨカ」

クヨカは仙台に本店を持ち、東北と関東に主な事業拠点を持つ遺品整理・特殊清掃サービスのフランチャイザーです。本部の経営実績はそれほど長いものではありませんが、「全国をキレイに、そして笑顔に」という経営理念のもと、独自に培ってきたノウハウを生かして全国的な拡大を目標としています。クヨカは徹底した従業員教育とワンストップサービスでその企業ブランドを順調に高めていっている注目のフランチャイザーです。

クヨカの主な仕事内容は遺品整理、生前整理、施設・店舗消臭の3つです。遺品整理では大型の整理品も含めたリサイクルや廃棄についての知識を本部が細かくサポートしてくれます。施設・店舗消臭では客室や飲食店、交通機関など、いたるところの臭いをオゾン脱臭装置などの専門機材とノウハウを生かして除去します。更に、クヨカではサービスの過程で必要となった壁や床のリフォーム、亡くなられた故人への供養・お焚き上げなどの手配も可能です。

クヨカのフランチャイズサービスで独立開業する際には、まず事業説明会に参加する必要があります。詳しいフランチャイズシステムやサポート内容の説明を受けた後、加盟の意思がある場合には加盟申し込みを行い、審査と面談を行った後でフランチャイズ契約を締結します。その後は開業前研修を行い、5日間の営業や実務研修、座学研修と3日間のスーパーバイザーによる開業地域の研修と営業指南を受けることが可能です。ホームページの作成なども開業キットに含まれており、クヨカのブランド力を開業当初から使用することができます。

クヨカでは開業後にもさまざまなサポートが用意されています。本部のスーパーバイザーによる定期訪問により、経営状況の確認や営業指導、同行営業や販促ツールの提供を受けることが可能です。また、各種セミナーや研修会などを開催することで最新の情報を手に入れることができ、常に本部と連携してサービス向上に務めることができます。

初期費用・月額費用

クヨカで独立開業するための初期費用は2,080,000円であり、その内訳は以下の通りです。

  • 加盟金:800,000円
  • 研修費:400,000円/人
  • 機材・販促物費:8,800,000円

更に月額のロイヤリティーは100,000円となっています。

参考資料:クヨカホームページ
http://cyoka-s.com/

まとめ

今回は遺品整理業の主なフランチャイザーをご紹介しました。遺品整理業のフランチャイズは近年の成長が目覚ましく、今後の発展が期待できる業種です。そのため、長年他業種でフランチャイザーとして経営していたところが参入した場合も多く、そのコンセプトやシステムがご自身に合うかどうかをチェックすることが必要です。遺品整理業でフランチャイズオーナーになりたいという方はコンセプトや研修内容、開業後のサポートなどを十分に検討し、納得のいく独立開業を目指しましょう。

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