主なフランチャイズチェーンのご紹介 飲食店

2018.06.16
飲食店のフランチャイズチェーン

フランチャイズ経営での独立開業を目指す際、飲食店経営を視野に入れる人はたくさんいます。事業特性上、フランチャイズ契約が結びやすいこともあって、様々な企業が、多彩な業態でフランチャイズ契約を進めている業種でもあります。具体的な業種としては、レストランや居酒屋、ファーストフードなどが代表的なものとして挙げられます。接客をメインに営業を進めることから、「人と話したりコミュニケーションを測るのが好きな人」や「食べることを通じて人の役に立ちたい人」におすすめの事業です。

昨今の飲食業界のトレンドとしては、健康志向の煽りを受けて、自宅で調理したものを食べる「内色」へと移行していることが挙げられますが、そうした影響かでも外食市場規模は年々右肩上がりに成長しており、参入するにはもってこいの事業と言えるでしょう。

個人経営で飲食店を経営するとなると、店舗のコンセプトや内装、メニュー開発に人材育成と、実に様々なことをゼロから始めなければいけません。その点、フランチャイズによる独立開業であれば、その道のプロである本部のノウハウやビジネスモデルを使って事業をスタートできるため、ローリスクで開業できるというメリットが考えられます。また、フランチャイズとは言え、オーナーの裁量を最大限に活かせるブランドも多く存在しますので、オリジナルのお店を構えながらも、フランチャイズの利点を享受できる経営が実現できる業種でもあります。

今回は、そんな飲食店のフランチャイズ契約を展開している企業やブランドをご紹介いたします。

株式会社プレナス

まず初めにご紹介するのは、「やよい軒」や「ほっともっと」のブランドを展開する株式会社プレナスです。企業理念に「すべての行動をお客様の視点で考え、食の事業を通じて、お客様の満足と健康を実現し、人びとに笑顔と感動をお届けし続けることに、チャレンジしてきます。」と掲げ、食に関するビジネスを全国に展開しています。今回こちらでご紹介するのは、「やよい軒」でのフランチャイズビジネスです。

やよい軒では、ご存知の方も多いと思いますが、「定食」を提供するビジネス展開で、全国的に成功を収めています。日本人の主食である炊きたてのごはんを中心に、みそ汁、おかずと副菜などを一つのお膳にバランス良くまとめられた定食として提供されます。また、やよい軒では、日本の食の知恵がつまった定食をもっと多くの人々に広げるために、「YAYOI」ブランドとして、世界での展開も実施しています。

国内のやよい軒、総店舗数は約560店舗にのぼります。その特徴は、「焼きたて」「揚げたて」「作りたて」をポリシーに、出来立てホヤホヤの定食をお客様に提供することです。また、ゆっくりと食事の時間を楽しんでもらえるように、店舗のレイアウトや照明にもこだわりを見せています。季節感や郷土性を取り入れたメニュー展開やボリューム感のあるメニュー開発など、そのこだわりは細部に渡ります。そしてそうしたこだわりが、近年のやよい軒ブランドの急拡大につながっていると言えるでしょう。

フランチャイズ制度もしっかりと確立されており、研修制度やサポート体制が充実しているだけでなく、ユニットFC制度という制度を開発し、1店舗目は既存点を引き継ぐ形を取っています。初期投資が従来の10分の1程度に押されられるため、より低リスクで事業がスタートできる、オーナーには魅力的な制度と言えるでしょう。

<企業情報>
社名:株式会社プレナス
設立年月:昭和51年11月
資本金:34億61百万円
従業員数: 1,320名
本社所在地:福岡県福岡市/東京都中央区
上場市場:東証一部
代表者:塩井辰男
店舗数:3,095店舗(直営店1,441店舗、加盟店1,654店舗)

株式会社ゴリップ

続いてご紹介するのは、京都に本社を構える、2005年創業の比較的新しい企業である株式会社ゴリップです。企業理念に「食文化に新しい風を。世の中に大きなインパクトを。人々にパワーを。」を掲げて、全国で食ビジネスを展開しています。代表的なブランドは、サムギョプサルの専門店である「ベジテジや」および牛カツの専門店である「京都勝牛」です。今回は京都勝牛についてご紹介します。

京都勝牛は、テレビなどでも連日取り上げられる人気店であるため、その存在を知っている人や既に食したことがある人も多いでしょう。ブランドの最大の魅力となっているのが、長蛇の列でもお客様を待たせないこと。この魅力は、フランチャイズオーナーにとっての魅力でもあり、短時間×高単価×高回転で高利益を生み出すことができます。

京都勝牛の牛カツが上がるまでの時間は、約60秒と言われており、切って盛って、お客様へお出しするまでの時間は数分で行えます。また、オリジナル性が高いブランドであるため、立地や客層に左右されずに高い集客力を実現できる点も、強みとなっています。

<企業情報>
社名:株式会社ゴリップ
設立年月:2005年5月30日
資本金:3,000万円
本社所在地:京都市下京区
代表者:洪大記

株式会社ササフネ

最後にご紹介するのは、低価格の海鮮丼「丼丸」を展開する株式会社ササフネです。こちらの会社の創業は、他企業と少し違っており、同じ暖簾を共有したオーナーの集まりが始まりと言われています。

価格設定から丼の種類、シャリのグラムなど全て各オーナーが決め、誰からも制約されない独自の経営を実現できるのが最大の特徴です。画一的な商品を提供する一般的なFCとは異なるのが丼丸となっています。また、お客様からの意見や提案が、各オーナーに共通している場合は、良きアドバイスとして全店で共有するなど、オーナー同士の繋がりが強いブランドであることも、特徴の1つと言えるでしょう。

元々は、寿司店「笹舟」が1,000円で提供してきた海鮮丼と同等の品質とボリュームを500円で提供できるシステムを確立し、2012年6月より、のれん加盟店の全国公募を開始したことがスタートとなっています。2012年末には46店舗となり、2013年末には89店舗、2014年末150店舗、2017年末400店舗を突破し、現在では3日に1店舗が全国各地でオープンしている計算となる、急拡大ブランドでもあるのです。

日本人の大好きな新鮮でおいしい魚介類がたっぷり乗ったボリューム満点の海鮮丼を、ワンコインで提供することで注目度は抜群となります。また、幅広い世代の方々から愛され、リピート率の高さも魅力と言えるでしょう。5~10坪で開業でき、駅前や商店街などの、いわゆる一等地でなくても充分集客できるので、店舗取得費が抑えられます。

調理において、ほとんど火を使わないため、煤煙設備は不要、工事費も抑えられ、通常は飲食業不可のテナントでも開業可能である点も、オーナーにとっては嬉しいメリットです。

<企業情報>
社名:株式会社ササフネ
設立年月:昭和54年8月10日
本社所在地:東京都葛飾区
代表者:中村正寿

まとめ〜フランチャイズ事業の代表格、飲食ビジネスで夢のオーナーに!

飲食店は多くの人が普段からよく訪れる馴染みの深い業態です。そのため、ビジネスオーナーになりたいと考える人の中には、飲食店一択で開店準備を始める人もいます。また、フランチャイズビジネスとして市場が熟成しているので、様々な企業が多彩なシステムを構築している分野でもあります。可能な限り多くの企業を研究して、自分が描く、理想的な飲食ビジネスを始めてみましょう。

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