フランチャイズは儲かるのか?

2018.06.14
FCは儲かるのか

現在、コンビニエンスストアや飲食店など、フランチャイズチェーンのお店は日本全国に広まっています。独立して自分の店を持ちたいと考えたとき、フランチャイズでの独立開業を考える人も多いのではないでしょうか。

フランチャイズ契約には自分の資金を投入することになりますから、儲かるかどうかは非常に気になるところでしょう。結論から言うと、フランチャイズで儲けることは可能です。今回はフランチャイズで儲けが出る仕組み、儲けるためにしておくことについてご紹介します。

参考資料:JFAフランチャイズガイド(http://fc-g.jfa-fc.or.jp/

フランチャイズの儲かる仕組みとは?

自分のお店を持ちたいと思ったとき、自身の力で起業する、もしくはフランチャイズで独立開業するという選択肢があります。フランチャイズは儲からないと聞いたことがあり、気後れしている方もいるかもしれません。まずはその仕組みを把握し、どうして儲けられるのかを理解しましょう。

フランチャイズとは、一言で言ってしまえば「成功しているビジネスモデルを購入して運営する仕組み」です。自分で一からビジネスモデルを築き上げる必要がないため、ビジネス初心者でもビジネスを始めやすいと言えます。

フランチャイズビジネスは、ビジネスモデルを提供するフランチャイザー(フランチャイズ本部)と、そのビジネスモデルを利用するフランチャイジー(フランチャイズ加盟店) の契約によって成り立ちます。フランチャイザーは商標やチェーンの名称を使用する権利、フランチャイザーが開発した商品やサービスといったノウハウを利用する権利、経営の指導やサポートを受ける権利をフランチャイジーに提供します。その代わりに、フランチャイジーは対価として加盟金やロイヤリティーといった代金を支払うのです。

では、なぜフランチャイザーはビジネスモデルを売り出しているのでしょうか。売れるビジネスモデルを持っているのならば、自分で店舗を広げれば良いと考える方もいるでしょう。その理由は、市場競争の激しさにあります。

現在は市場競争が激しく、顧客の奪い合いが起きている状況です。顧客は少しでも良いサービスがあればそちらに行ってしまうのです。そんな状況下では、いかに早くブランドを確立し、顧客の認知度を上げるかがカギとなってきます。
早くブランドを確立するためには、大量の人員や資金が必要であり、1社だけでは難しいのです。そんなときに、他の資本が入ってこれば全国に広めることができますし、経営リスクが分散できます。その資本がフランチャイジーです。

一方で、フランチャイジーはノウハウを提供してもらうことでビジネスの成功率を挙げることができます。フランチャイズのシステムはフランチャイザーとフランチャイジー、両方にメリットのある仕組みというわけです。

フランチャイズで儲けるためにメリットとデメリットを把握しよう

フランチャイズのシステムは、フランチャイザーとフランチャイジーのどちらにもメリットのある仕組みです。しかしながら、フランチャイズは事業の一環ですからもちろんリスクがあります。フランチャイジーとなるのであれば、あなたは1人の経営者です。そのメリットとリスクをきちんと把握しておく必要があるでしょう。ここでは、フランチャイズのメリットとデメリットについて整理していきます。

フランチャイズ契約のメリット

フランチャイズ契約のメリットは、独自開業より危険度が低く、事業経験がなくても経営が可能な点です。独自に開業する場合、経営や営業、経理といったさまざまなことを自身で行う必要がありますが、フランチャイズであればサポート体制が整っており、必要なことだけに注力できるのが最大の魅力でしょう。

また、フランチャイズ契約ではフランチャイザーの知名度やイメージを活用することができるため、早期に集客が安定しやすいというメリットもあります。販売経路なども確立されているため、安定した商品やサービスの供給が可能です。

フランチャイズ契約のデメリット

フランチャイズ契約の最大のデメリットは、フランチャイザーの良し悪しに経営が左右されることでしょう。十分な指導やサポートが受けられない、フランチャイジーに一方的に不利な契約を結ばされてしまうということもあるようです。フランチャイズで儲けるためには、フランチャイザー選びが重要と言えるでしょう。

また、フランチャイズ契約では加盟金やロイヤリティーといったフランチャイザーに支払うお金が発生します。特にロイヤリティーはフランチャイザーによって算出方法が違い、売り上げが出ても利益が出ない可能性があります。フランチャイザーを選ぶ際にはこういった細かな点まで疑問がないようにしておく必要があります。

このように、フランチャイズ契約はメリットだけではありません。大切なのはデメリットを把握したうえでそれを上回るメリットが感じられるかです。そういった損得の判断ができるようになれば、儲けられる経営者に一歩近づいたと言えるでしょう。

儲かるフランチャイザーの選び方

さて、フランチャイズ契約のメリットとデメリットを把握したうえで、必要となるのは儲かるフランチャイザーを見つけることです。ここでは、2つの視点から儲かるフランチャイザーの選び方をご紹介します。

儲かるフランチャイザーを見極める

フランチャイズ加盟店を募集している業種は、大きく分けて小売業、外食業、サービス業です。サービス業の中でも、学習塾やクリーンサービス、自動車整備など、業種は多種多様に分かれます。その中から有望なフランチャイズチェーンを選ぶのはとても大変です。

コンビニエンスストアのように、すでに全国に展開していて知名度の高いフランチャイズチェーンは儲かると考えている方もいるのではないでしょうか。確かに有名なフランチャイズチェーンは確固とした地位を築いており、失敗する可能性は低いかもしれません。しかし、どんなサービスも永久に成長を続けるということはなく、メジャーなフランチャイズチェーンほどこれからの利幅は少なくなっていく可能性があります。

逆に言えば、まだあまり知名度がなく成長段階にあるフランチャイザーであれば、大きな成長が見込めます。しかし、その場合は普及する前に淘汰される可能性も秘めています。

どちらが儲かる、というわけではなく利益とリスクを上手に取ることが必要なのです。そんな中で、儲かるフランチャイザーを見極めるためには、以下の3つのポイントを検討してみる必要があります。

1つ目は、対象顧客です。誰をターゲットにしているかが明確になっていない場合、効果的な立地や営業ができない可能性があります。まずはフランチャイザーのターゲットが明確になっているかを確かめましょう。

2つ目は、フランチャイザーが提供できる価値に注目します。ターゲットに刺さる価値が提供できなければ、顧客を確保することはできません。フランチャイザーが提供する価値とターゲットが一致しないとかんじられた場合、そのフランチャイザーは避けたほうが良いでしょう。

3つ目は、独自性です。そのフランチャイザーがその分野で独占または寡占状態であっても、競合他社は必ず出てくるものです。他社にない独自性は、今後のフランチャイザーの成長度合いにも影響します。希望するフランチャイザーがいれば、競合他社との比較を忘れないようにしましょう。

自身の現状を確認する

フランチャイズ契約で儲けるためには、フランチャイザーとフランチャイジーが良好な関係を築くことが重要です。関係を良好に築くことでフランチャイザーからの情報やサポートを受けやすくなり、より良い経営が可能となるからです。

そのためには、フランチャイザーとフランチャイジーの理念が一致している必要があります。自身が実現したいこと、自身の性格やサポートしてくれる人員の状況などを今一度確認し、最も自分に合うフランチャイザーを選ぶことが儲かるための秘訣と言えるでしょう。

まとめ

今回は、フランチャイズは儲かるのか?という点について、仕組みやそのメリット、デメリットという視点から解説しました。フランチャイズで儲けるためには経営者となるあなた自身が情報を精査し、現状を正確に把握する必要があります。積極的にさまざまな情報を入手し、あなたにとって最も良いと思えるフランチャイザーを選びましょう。

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