主なフランチャイズチェーンのご紹介 ドラッグストア

2018.06.13
ドラッグストア(薬局)のフランチャイズチャイズチェーン

薬関係の仕事についている人なら、「いつかは独立して自分の薬局を持ちたい!」と考えている人も少なくないと思います。そんな人におすすめなのが、フランチャイズでの独立開業を目指すこと。

一般的に、フランチャイズでお店を始めるといくつかのメリットがあると言われています。1つ目は、立地選定のアドバイスや空き店舗の紹介がしてもらえるということです。不動産の専門家でない場合、どこで開くのがベストか?またどこで開けるのか?という情報はなかなか入ってきません。その点、専門家であるフランチャイズを展開しているドラッグストアの本部は、豊富な情報を持っていますので、安心してアドバイスをもらえるでしょう。

2つ目は、資金調達についてのアドバイスがもらえることです。こちらも金融のプロでない限り、賢く資金を調達する方法を知る機会は少ないですが、本部にサポートしてもらいながら進めることができるでしょう。また、第20回医療経済実態調査という調査によると、薬局経営において法人による1店舗の経営では、赤字という報告も上がってきているのが現状です。こうした素人では難しい経営面での相談に乗ってもらえ、アドバイスをもらえることも、フランチャイズ経営の大きな利点と言えます。

3つ目は、薬剤師の採用フォローをしてもらえることです。これはドラッグストアの独立開業ならではの課題ですが、薬局を運営する以上、必ず一人以上の薬剤師が必要となります。専門性の高い職業なので、人材募集の素人には難しい採用となりますが、こちらもその手のプロである本部とともに進めることで、スムーズな人材確保が実現できるでしょう。

最後は、最も重要となる医薬品購入費の削減です。保険薬局経営の最大のポイントは、医薬品購入費にあると言っても過言ではありません。こちらも、個人経営では苦しいことが多い点なのですが、その道の大手であることが多い本部とともに進めると、スケールメリットが生まれ、比較的安く医薬品を購入できることが多いです。

以上の点を見ても、ドラッグストアを経営する際はフランチャイズで始めることが懸命であることが伺えますね。今回は、そんなフランチャイズ契約で始めることのできるドラッグストアのブランドやその企業をご紹介いたします。

株式会社 うさぎ薬局

まず初めにご紹介するのは、「うさぎ薬局」というブランド名でドラッグストアを展開している会社、株式会社うさぎ薬局です。静岡に本社のある会社で、静岡や東京、神奈川、千葉に強い企業となっています。

企業理念に「誠心誠意」を掲げ、患者様への6つの約束を表明するなど、誠意ある企業体質が伺えます。

フランチャイズ契約場での特徴は、ズバリ薬剤師の独立経営のサポートに、力を入れていることです。公式サイトを見ても分かる通り、フランチャイズ制度の仕組みや先輩オーナーの声といった、独立を夢見る人が気になる要素がしっかりと記載されています。また、本部が紹介できる物件を、常時リアルタイムでサイト上に載せているのも魅力の1つで、独立した後の多店舗展開のサポートにも力があることが伺えます。

<企業情報>
社名:株式会社 うさぎ薬局
設立年月:平成11年9月
資本金:4,000万円
従業員数:208名
本社所在地:静岡県伊東市
代表者:白石誠一郎

株式会社 タカラ薬局

続いてご紹介するのは、福岡の会社で西日本エリアに力のある株式会社タカラ薬局です。特に福岡での薬剤師の独立開業に力を入れているのが特徴と言えます。エリアを限定したサポートを行なっているので、地域医療に根ざした、地域から愛されるブランド作りが得意な企業と言えるでしょう。

企業が掲げる事業のポインで特徴的な点は、ドラッグストアビジネスに止まらない多様な事業展開を目指している点です。まずは、福岡都市圏の地域とともに、まちづくりを志している点です。今までタカラ薬局が展開していきたメディカルシティ(医療モール)を基盤に、さらに、タウンホスピタル構想を掲げ、福岡の街を安全・安心・快適に過ごせるQOLの高い街へと成長させようとしている点です。また、「かかりつけ在宅」と銘打って、ケアマネージャーの育成に当たるなど、QOLの高いまちづくりを目指すための具体的な取り組みにも力を入れている点が、特徴的と言えるでしょう。

薬剤師の教育もそうした取り組みの一環として掲げられており、その1つのゴールとして、フランチャイズ契約による薬剤師の独立開業支援が位置しています。タカラ薬局で独立開業を実現した際には、ただの薬局経営には止まらない、大きな視点を持った店舗運営が実現できそうですね。

<企業情報>
社名:株式会社 タカラ薬局
設立年月:昭和55年5月
資本金:77,000,000円
本社所在地:福岡市博多区
代表者:岡村由紀子

株式会社 シンシアリ

最後にご紹介するのは、広島県に本社を置く企業、株式会社シンシアリです。チェーン展開している保険薬局は「ミント薬局」というブランド名で展開されていて、調剤薬局の運営と医業経営のコンサルティング業務を事業としている会社です。自社のブランド展開と並んで、薬剤師の独立開業をコンサルティングとしてサポートすることに力を入れていることが伺えます。その他にも、医師の開業支援を手がけていることも特徴で、医療分野にとことん強い企業特性であることが伺えます。

ドラッグストアのフランチャイズ契約上での特徴点は、専任のコンサルタントが万全のサポートをしてくれる点にあります。チェーン薬局の運営で最も大切なことを、安定した処方箋の応需と捉え、コンサルタントによる診療圏調査や収支シミュレーション、立地選定に力を入れています。

広島や島根など、中国地方を中心にエリアに密着した事業展開をしており、公式サイト場で随時更新されている物件紹介でもそうしたエリアが多く掲載される傾向にあります。物件ごとに契約が決定していく様子をリアルタイムで確認できるので、そのサポート力の確かさを日に日に感じる企業となっています。

<企業情報>
社名:株式会社シンシアリ
設立年月:平成15年2月14日
資本金:1,000万円
従業員数: 85名
本社所在地:広島県廿日市
代表者:谷口善繁

まとめ〜フランチャイズで、高齢化社会に支持されるドラッグストア経営を!

薬剤師として力をつけ、ドラッグストア経営に面白さを感じたら、「自分のお店を持ってみたい」と感じることが多くなる薬剤師の方もいらっしゃると思います。しかしながら、ドラッグストア経営には、その他の小売業とは異なる専門性の高い部分がかなり多くあり、医療面にとどまらない知識やノウハウが必要不可欠になります。

そこで力強い味方となるのが、フランチャイズ事業を展開している大手のドラッグストア企業です。事業の特性上、エリアに特化した企業が多く、独立開業を目指す際には、まずは自分が事業展開をしたいエリアを選定し、そのエリアに強い企業本部を探す必要があります。エリアに根ざした経営を行うことも、成功への1つの鍵と考えられますので、自身の愛着がある場所を選ぶなど、場所選びも重要です。

また、高齢化がさらに進むこれからの日本では、地域に根ざしたドラッグストアの存在感は増す一方であることが容易に考えられます。フランチャイズでの経営といえども、ケアマネージャー的動きが取れるスタッフの育成など、社会の需要に応えられる柔軟な考えと行動力で経営手腕を発揮することが、事業成功への大きな鍵と言えそうですね。

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